KSEN通信第6号(2005/9/21)

KSEN通信第6号

2005年9月21日

川本 卓史

 

しばらくご無沙汰してしまいました。遅ればせながら前回以降の活動報告をさせて頂きます。

1.7月には、KSENお役立ち講座の第3弾として『京(今日)からはじめるブログ講座』を2回開催しました。はじめての方を対象に、マイブログの開設方法や活用法などについて、専門家の2人、加藤和子さん(ITアドバイザー)と片岡弘明さん(京都の異業種交流会・京(みやこ)バレー代表)に話して頂きました。加藤さん・片岡さん、どうも有り難う!加藤さんは本通信の筆者のためにも試作品を作って見本として当日解説してくれたのですが、その筆者自身がその後どう続けていくかがわからず、そのままになっているのが現状です。秋学期の到来とともに初心にかえってチャレンジしたいと考えております。加藤さん自身、秋には再度ブログ講座を開催することを検討中のようですので、ご期待ください。

2. 8月7日(日)には、ひと・まち交流館 京都で開催された「NPO・市民活動見本市」にケーセンもブースを頂いて参加しました。浅野令子さん(ソーシャル・デザイン研究所)の陣頭指揮のもと、植木力さん(カスタネット)からも多大の支援を頂き、若いメンバーである加川さん(ケーセン)・中尾さん(立命館大学)・溝辺さん(龍谷大学)等にもボランティアで大活躍して頂きました。当日は、京都で活躍中の63団体が見本市に参加し、これらの団体との交流も出来ましたし、来場されたたくさんの市民の方とも話ができました。また、来場された方でもし興味があれば「京都(に限らないが)元気人」と思われる知人を選んでほしいということで何人かの名前を頂きました。出来ましたらこれから、こういう方々との交流を深め、ケーセンとしてもさまざまな形で紹介していきたいと考えております。

 

3. 筆者・川本自身はこの間、ささやかながら、社会起業家(ソーシャル・アントレプレナー)を広める活動を続けました。8月19日(金)には、宇治市男女共同参画支援センターが主催する「ここからチャレンジセミナー」の第3回において「社会起業家の成功と失敗」と題して、30名ほどの受講者に90分の講演をしました。終わってから、本セミナーの企画運営主体である特定非営利活動法人「働きたいおんなたちのネットワーク」の理事長である吉田秀子さん、および北槇島青少年健全育成協議会長の田中美貴子さんと12時近くまで語り合いました。筆者の勤務地である宇治市にも、このように元気に活躍している女性が居るのはまことに心強い限りで「元気人マップ」に是非入れさせて頂きたいと思います。社会起業家については、9月11日(日)に開催された京都文教大学の模擬授業でも高校生相手に話をし、「こういう生き方もあるのだと知って目からうろこが落ちました」と息子さんに同行してきたお母さんから感想を述べられて、嬉しく感じました。新しい生き方についての共感や理解が徐々に深まってくるように、ケーセンとしても頑張っていく所存です。

 

4. また、京都新聞に連載している「随想やましろ」の8月26日号には「社会起業家」と題して、ニューヨークで頑張っている日本人女性・日野紀子さんを紹介しました。彼女は、3年前から「ニューヨーク・デ・ボランティア」という非営利組織を立ち上げ、アメリカのNPO活動を学びつつ、ボランティアの啓発・推進活動を展開しています。ニューヨーク在住の日本人が中心となって、公園の美化清掃やホームレス支援活動などを続けています。今までに延べ1,400人が参加したそうです。8割が若い女性だそうですが、中には日本企業の駐在員の奥さんもいて、企業幹部の夫人が若い人たちにまじって汗を流している事例もあるそうです。台所はなかなか厳しいようですが、しかしそれを吹き飛ばすような明るく元気な女性です。今年、彼女は内閣府生活国民局が選ぶ『生活達人2005』に、海外部門で選ばれた5人の1人となりました。まだ「社会起業家」の卵かもしれませんが、海外で活躍する日本の「元気人」の代表として頑張ってほしいと期待しています。彼女の活動にご関心のある方は日本語のウェッブ・サイトhttp://www.nydevolunteer.orgを覗いてみてください。

 

5. 日野紀子さんをご紹介したのは、筆者が夏休みを利用して、ニューヨークとワシントンに出張をし、彼女にも会ってきたからです。現地で活躍している、さまざまな社会起業家に会うのが1つの目的であり、日野紀子さんはその1人でした。出張の主たる目的は、ミセス・アリス・テッパー・マーリンという女性と種々打ち合わせることでした。ケーセンのトップ・ページを読んで頂いた方は、10月24日と25日に京都で開催される彼女の講演会のお知らせに目をとめて頂いたことと思います。マーリンさんは、特に企業の社会責任(CSR)を市民や消費者の立場から訴え続けている人で、40年近くNPOの創立者兼責任者として活躍しています。昨年出版された岩波新書の『社会起業家―社会責任ビジネスの新しい潮流―』(斉藤槙)では、“企業に社会責任を認知させたパイオニア"として3人のアメリカ人の社会起業家の1人として紹介されました。今回のイベントは、京都のNPOである日本サステイナブル・コミュニティ・センター主催、国際交流基金日米センターの助成を得て行うものにて、東京と京都でのセミナー・講演会の開催を予定しています。ケーセンは企画・運営を担当します。

9月のケーセンは主として若い学生さんの知恵と汗を主体にもっぱらこの企画の準備に追われています。ご関心のある方のご出席・ご参加を心からお願い致します。本件につきましてはこれからも広報をしていきたいと思っております。

 

6. 最後に、浅野さんをはじめ運営委員の皆様の活動をご報告する紙数がなくなりましたが、ことのほか暑い・今年の京都の夏を元気に乗り切って、張り切って秋を迎えていることと思います。詳しくは、リンクをはっているそれぞれのブログ・ページやサイトをご覧ください。

5周年活動報告書(ダウンロードでご覧頂けます)